早稲田大学図書館:《企画展》「江戸の「源氏遊び」―錦絵、香の図、双六、かるた―」(2024年10月1日(火)~11月8日(金)、早稲田大学総合学術情報センター2階展示室)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/library/news/2024/09/05/22749/
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。

日時・場所
会期:2024年10月1日(火)~11月8日(金)※原則日曜祝日は閉室
時間:10:00~18:00
場所:早稲田大学総合学術情報センター2階展示室

入場無料。図書館入館資格のない方でもご覧いただけます。
17時閉室の開室日:10月20日(日)・11月1日(金)・11月2日(土)・11月3日(日)

ご挨拶

早稲田大学図書館には、源氏物語に関係する資料を中心としたコレクションである「九曜文庫」(およそ2,400点)があり、そこには写本や刊本だけでなく、絵画やかるた、双六等、源氏物語およびそれを下敷きにした柳亭種彦(1783-1842)作「偐紫田舎源氏」(にせむらさき いなかげんじ)にちなむ娯楽資料も数多く収められています。

その中でもとりわけ、歌川国貞(1786-1864。のち三代豊国)等が主に「偐紫田舎源氏」を題材にして描いた3枚続き錦絵70組が、2帖の折本のかたちでまとめられた、「げんじのうつし絵」(請求記号:文庫30-B311)は、その色彩の豊かさ、艶やかさを現代まで湛え、「圧巻!」の一言に尽きます。

今回、この「げんじのうつし絵」に収録された3枚続き錦絵70組を、展覧会開催期間中、定期的に展示替えし、全点、お見せする予定です。展示替えスケジュール(準備中)をチェックしていただき、お見逃しなきように!

さらに、錦絵と同じく、江戸時代に一大ブームとなった、源氏物語に由来する源氏香、かるたや双六等、遊びに関する資料をご覧いただきます。現代風に言えば、「源氏の推し活」、江戸っ子の源氏遊びの世界へ、どうぞお越しください。