早稲田大学文学部 平安朝文学研究会:2024年度 第1回 研究発表会(2024年9月28日(土)14:30~16:55、早稲田大学戸山キャンパス 39号館 5階 第5会議室+Zoomミーティング)※要申し込み
Tweet研究会情報です。
●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/flas/hss/news/2024/08/05/12822/
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。
平安朝文学研究会 2024年度 第1回 研究発表会
日 時:2024年9月28日(土) 14:30-16:55
会 場:早稲田大学戸山キャンパス 39号館 5階 第5会議室 《Zoomミーティング 併用》
研究発表:(14:35~16:50)
〈14:35より〉
原田 桃(早稲田大学大学院文学研究科 修士課程)
『住吉物語』の贈答歌 ――姫君と少将の関係をめぐって――
『住吉物語』の伝本の数は多く、諸本整理についての研究が積極的になされてきた。近年では読みの研究も盛んになってきてはいるが、未だ発展途上である。本発表では、広本の特定伝本にみられる姫君と少将の贈答歌に着目し、贈答歌の有無によって変化する二人の関係についてとらえたい。
〈15:50より〉
張 培華(日本女子大学 (研究員))
『源氏物語』「若菜」意象考
『源氏物語』若菜巻についての研究は多方面から考察されてきたが、古典意象論の視点からの検討は、それほど多くは見られない。本発表では、古典意象論に基づき、人間の心意を物象に融合する審美的方法のアプローチを用いて、新たに若菜巻における紫上という女性の人物造型や寓意が如何に若菜の意象に繋がるかを考察したい。
参加をご希望の方は、事前予約お願いいたします。