懐徳堂記念会:「上田秋成を読むー人とつながる文芸ー」( 2024年9月24日(火)、10月1日(火)、10月8日(火)、大阪大学中之島センター6階セミナー室)※要申し込み
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講師:飯倉洋一先生(大阪大学名誉教授)
◆日程:2024年 9/24(火)、10/1(火)、10/8(火)
◆時間:13:30~15:00
◆受講料: 6,000円+懐徳堂記念会年会費3,000円=9,000円
名作『雨月物語』を書いた怪談作家として有名な上田秋成ですが、その時代においては、むしろ歌人として高く評価されていました。江戸時代において文芸(とくに和歌や和文)は、親しい人とつながるコミュニケーションツールでもありました。師や友人に向けて書かれた秋成の作品は、彼の人柄を映し出し、当時の文人たちの雅交を髣髴(ほうふつ)とさせてくれます。秋成の尊敬した国学の師加藤宇万伎(かとううまき)、京都でもっとも親しかった歌友小沢蘆庵(おざわろあん)、秋成が古典を教えていた貴顕正親町三条公則(おおぎまちさんじょうきんのり)への秋成の思いが綴られた歌文を、じっくり味わってみましょう。