駒澤大学禅文化歴史博物館:企画展「『源氏物語』注釈書に見る享受のあゆみ」(2024年6月10日(月)~7月30日(火))

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展覧会情報です。

●情報サイトはこちら
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53369.html

https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/museum/calendar.html

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※詳細は上記サイトをご確認ください。

駒澤大学(学長:各務洋子/東京都世田谷区)禅文化歴史博物館では6月10日(月)~7月30日(火)まで、「『源氏物語』注釈書に見る享受のあゆみ」を開催する。この企画展は、代表的な王朝文学である『源氏物語』について、その注釈書に焦点を当てたもの。同大図書館が所蔵する江戸時代を中心とした資料の展示によって、不朽の古典作品が広く受容されていく過程を知ることができる。入館無料、予約不要。

 王朝文学を代表する長編小説『源氏物語』は紫式部により54帖が編まれたとされ、現在まで色あせることなく広く親しまれている。
 11世紀初頭に成立した同作は、約100年を経た平安時代末期にはすでに古典化。言葉遣いや社会・生活文化の変化に伴い、原文をそのまま理解することは困難となっていった。特に、作中に登場する約500名もの人物と、795首を数える和歌の理解は読者にとって煩雑で、これらに考証や難読語の解説をほどこす注釈書の必要性を促した。
 また、当初は貴族や公家層の中で読まれており、現在のように私たちが簡便に享受・受容できるようになるまでには、長い時間を要した。

 今回の企画展では、駒澤大学図書館所蔵の『源氏物語』の注釈書について、江戸時代を中心に、その展開と享受の歴史を紹介。不朽の古典として現在でも多くの人に読まれている『源氏物語』が世間に受容されていく過程を知ることができる。


■企画展「『源氏物語』注釈書に見る享受のあゆみ」
【場 所】駒澤大学禅文化歴史博物館(東京都世田谷区駒沢1-23-1)
【日 時】6月10日(月)~7月30日(火)10:00~16:30(最終入館16:15)
・休館日:土曜日(第3土曜日は除く)、日曜日、祝日、大学の定める休業日