異類の会:第143回「沖縄の幽霊譚と魔除け」(鈴木慶一氏)(2024年4月27日(土)17:00〜、オンライン)※初参加要申し込み

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://irui.zoku-sei.com/%E4%BA%88%E5%91%8A/%E3%80%90%E7%95%B0%E9%A1%9E%E3%81%AE%E4%BC%9A%E3%80%80%E7%AC%AC143%E5%9B%9E%E3%80%804%E6%9C%8827%E6%97%A5%EF%BC%88%E5%9C%9F%EF%BC%8917%E6%99%82%E3%80%91%E6%B2%96%E7%B8%84
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。

第143回開催のご案内
日時:4月27日(土)17:00 
会場:オンライン

タイトル:沖縄の幽霊譚と魔除け
発表者:鈴木慶一氏

要旨:
 沖縄の民俗が民話などにどのように反映されているのかを幽霊譚をもとに考察する。
 沖縄の幽霊と日本本土のそれとは同一とは言えないが幽霊の出現について柳田国男は「オバケは出現する場所は大抵定まっていた。幽霊は向こうからやってきた。遠くへ逃げても追いかけられる」とし、池田弥三郎は、「どこへでも出てくるのが幽霊の性質のひとつ」などとしている。しかし沖縄での霊魂観に基づいた魔除け意識に注目すると、幽霊の出現について認識に違いが認められるのではないか、この点に注目して検討を進めていく。