人文研アカデミー2023 研究セミナー「仏教天文学と文化交流」(2023年12月3日(日)13時30分~18時、京都大学人文科学研究所 本館4階 大会議室 & オンライン配信(zoomウェビナー))

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/symposium/zinbun-academy-2023-12-03.html

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日時:
2023年12月3日(日)13時30分~18時

内容:
仏教経典の中には、宇宙の構造、太陽・月・惑星の運行、暦法、占星術など、天文現象にかかわる教えを掲載するものがあります。これらの教説は、成立した時期も背景も異なり、さらに遠く起源をさかのぼることができる要素もあります。そしていったん経典に記されると、さまざまな天文学説がインドや西域から中国へ、そして朝鮮半島、日本へと伝わり、そのあいだに各地の文化や社会に適応しながら大きく変容していきました。本セミナーでは、これまであまり顧みられてこなかった事例に注目して、この長期間にわたる広域の文化交流に新たな光をあてます。

会場:
京都大学人文科学研究所 本館4階 大会議室 & オンライン配信(zoomウェビナー)

参加方法:
本シンポジウムは対面とZoomウェビナーを利用したオンライン視聴を併用して実施します。いずれも入場・視聴は無料です。

①対面での参加を希望される方は、事前登録不要ですので当日会場にお越しください。
②オンラインでの視聴を希望される方は、以下のリンクから事前登録をお願いいたします。
https://zoom.us/webinar/register/WN_hf17hAJoT8OtDCu5Z5DZlQ
ご登録いただいたメールアドレスに追って視聴用URLが送付されますので、 シンポジウム当日はそちらのURLにアクセスをお願いいたします。

プログラム:
小林博行(中部大学人文学部・教授)
「仏教天文学説の起源と変容」研究班について
檜山智美(国際仏教学大学院大学・特任研究員)
6世紀の西域仏教石窟寺院の壁画に見られる須弥山図像について
髙橋あやの(大東文化大学東洋研究所・准教授)
円通の暦学とその影響―応天暦を中心として―
梅田千尋(京都女子大学文学部・教授)
良識としての暦道ー小嶋濤山『仏国暦象弁妄』と陰陽道の視点
梅林誠爾(熊本県立大学・名誉教授)
平面天体儀「両曜運旋略儀」と環中「須弥山儀」

司会:平岡隆二(京都大学人文科学研究所・准教授)
主催:
京都大学人文科学研究所