第35回慶應義塾図書館貴重書展示会「へびをかぶったお姫さま―奈良絵本・絵巻の中の異類・異形―」(2023年10月4日(水)~10月10日(火)、丸善・丸の内本店4階ギャラリー)

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://libguides.lib.keio.ac.jp/mit_annual_exhibition

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


奈良絵本・絵巻とは、室町時代後期から江戸時代中期にかけて制作された、豪華な手作り・手彩色の絵本や絵巻のことです。そこには、動物や鳥、虫たちが多く描かれていますが、その描き方は、さまざまです。彼らは、物語本文において会話をしていますので、絵も擬人化されることがあります。どのように擬人化しているのかは、作品によって異なっていて、それらを比較すると、現代の日本文化に通じる絵も出てきます。さらに、鬼や天狗たちの姿も、バラエティーに富んでいます。今回の展示では、これらのおもしろい絵を数多く公開するとともに、これらの作品が、いつ、誰によって、どのように制作されたかを明らかにします。


会 期 :2023年10月4日(水)~10月10日(火)
会 場 :丸善・丸の内本店4階ギャラリー(入場無料)
時 間 :9:00~21:00  最終日16:00閉場 

主催:慶應義塾図書館
協賛:丸善雄松堂株式会社