神奈川近代文学館:特別展「没後30年 井伏鱒二展 アチラコチラデブンガクカタル」(2023年9月30日(土)~11月26日(日))【記念講演会「リズムと余韻――私が井伏を推す理由」絲山秋子 氏(作家)10月14日(土)14時〜】【記念講座「井伏鱒二――山椒魚の忍耐」勝又浩 氏(文芸評論家)10月28日(土)14時〜】※講演・講座は要申し込み

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展覧会・講演会・講座情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.kanabun.or.jp/exhibition/18737/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


 市井の人々の哀歓に寄り添った作品で、多くの愛読者を持つ作家・井伏鱒二(いぶせ・ますじ 1898~1993)。初期の名作「山椒魚」や、原爆による悲劇の実相を描き国際的にも評価が高い「黒い雨」のほか、「荻窪風土記」などの随筆、「厄除け詩集」、「ドリトル先生」シリーズの翻訳等でも親しまれています。
 本展では作品世界に加えて、井伏が愛したもの―旅、釣り、将棋、書画、焼物などの世界にも注目します。また、一番弟子である太宰治をはじめ、井伏の随筆や対談集に登場するお馴染みの作家たちとの交流を、豊富な書簡などで紹介。文学や趣味、そして人生をめぐって交わされる言葉の数々とともに、〈アチラ〉から〈コチラ〉から、井伏の人間的魅力に迫ります。


【会期】
2023年9月30日(土)~11月26日(日)
休館日:月曜日(10月9日は開館)

【会場】
神奈川近代文学館第2・3展示室

【観覧料】
一般700円


【記念講演会】※要申し込み
2023年10月14日(土) 「リズムと余韻――私が井伏を推す理由」 講師:絲山秋子(作家、本展編集委員)

【記念講座】※要申し込み
2023年10月28日(土) 「井伏鱒二――山椒魚の忍耐」 講師:勝又浩(文芸評論家)