読者はがきより(2023.7.26)★ 望月昭秀編『土偶を読むを読む』(文学通信)

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以前土偶を読むを読んで何か釈然とせずモヤモヤしていたのですが、本書を読んでスッキリしました。学生の頃、芭蕉は忍者だというお話あって何言ってるんだいと思ってました。ハングルで読み解く万葉集とかいろいろ眉唾的な本はたくさんありますがどうも安易に評価されているけどどうだろうって感じていたので、本書を読んでとてもスッキリ、良かったです。くるみとハート形、確かに似てるけれどあんなにきれいに割れません。サトイモのはっぱの方が説得力ありです。楽しく読めました。土偶の研究の歴史も学べ、有意義な時間でした。

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はがきお寄せいただきありがとうございました。

本書の詳細はこちらです。
●2023年4月刊行
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望月昭秀編『土偶を読むを読む』(文学通信)
ISBN978-4-86766-006-5 C0021
四六判・上製・432頁
定価:本体2,000円(税別)