那珂川町馬頭広重美術館「入江明日香展―浮世絵が結ぶ江戸と現代―」(2023年8月26日(土)~11月12日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://tinyurl.com/23wnnf8t

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


江戸の人気役者や歴史上の人物、観光スポットなどが描かれた浮世絵。そのジャンルは多岐にわたり、当時の庶民の娯楽品のひとつとして親しまれました。現在、浮世絵は江戸時代から受け継がれてきた日本文化を辿る美術作品として多くの人々に鑑賞されていますが、浮世絵に描かれた日本文化は江戸時代で途切れることなく、現代の暮らしや社会にも影響を及ぼしています。

若手中堅アーティストとして活躍する銅版画家・入江明日香は、従来の版画表現にとどまらず、和紙に刷った銅版画を切り抜くなどしてコラージュし、そこに水彩や箔、胡粉による描写を加えながら制作しています。鮮明な青色のぼかしや渦巻く波など、浮世絵の絵画表現を連想させるもの多く、現代と過去を織り交ぜるかのような神秘的な世界を一枚の作品の中に創り上げています。

本展覧会では、美術史に位置付けられた江戸の浮世絵と現代を生きるアーティストの作品を展示し、浮世絵が入江明日香の制作に及ぼした影響と、入江明日香の現代的視点で見る歌川広重などの浮世絵の魅力など、この二つの視点から江戸と現代を結び付けながら入江明日香の世界をご紹介します。