日本近代文学会2023年度春季大会(2023年6月24(土)-25日(日)、青山学院大学青山キャンパス)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

詳細はこちら。
https://amjls.jp/archives/1594

◎二四日(土)午後一時三〇分より

《開会の辞》佐藤泉

《特集》翻訳の現場 伊藤比呂美『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』のドイツ語・英語訳・ノルウェー語訳をめぐって
伊藤比呂美、イルメラ・日地谷=キルシュネライト
ジェフリー・アングルス、イカ・カミンカ
(コーディネーター)坪井秀人、福尾晴香

《総会》

《ソーシャルアワー》

◎二五日(日)午前一〇時〇〇分〜午後一六時〇〇分

《研究発表》

〔個人発表〕
呉勤文 訳詩「グレー氏墳上感慨の詩」が育んだ創作――国木田独歩の新体詩について――

小堀洋平 「蒲団」のなかのファウスト――ファウスト主題の流通と変容のなかで――

増井真琴 古典説話の再生――巌谷小波『東洋口碑大全』論――

平石岳 夏川静江のために――蘆花没後における「灰燼」のメディアミックス――

武久真士 定型詩による《参加》と《動員》――佐藤一英「聯」論――

邱政芃 「転向文学者」の新聞小説と台湾日日新報――武田麟太郎の連載・転載作品を中心に――

杉本裕樹 〈爆撃幻想〉の文学――戦時体制下日本の娯楽小説――

解放 安部公房の初期作品にみるGHQによる検閲の痕跡――「去勢」されたテクストの意味合い――

乗木大朗 福永武彦『風土』と二つの〈海彼岸の戦争〉――堀辰雄からの〈脱却〉の内実――

荒瀬康成 宗教思想の翻訳と土着化――遠藤周作「母なるもの」論――

山根由美恵 村上春樹とブローティガン――「めくらやなぎと眠る女」論――

秦光平 〈いじめ〉の当事者になるということ――干刈あがた『黄色い髪』論――

邢亜南 『ゴットハルト鉄道』における様々な「翻訳」的営為

矢吹文乃 アダプテーションと〈正統〉の記号――寺山修司『あゝ、荒野』に関わる森山大道の写真の位置づけ――

林圭介 「僕」 を棄てる――村上春樹『騎士団長殺し』論――

〔パネル発表〕

宗左近の〈戦争の記憶〉と〈縄文〉言説

稲田大貴、大川内夏樹、大場健司

地図という試練――戦後日本文学という地理空間のかなたで――

佐久本佳奈、大畑凜、君島朋幸、渡邊英理

《閉会の辞》島村輝