神奈川近代文学館:企画展「本の芸術家・武井武雄展」(2023年6月3日(土)~7月23日(日))
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●公式サイトはこちら
https://www.kanabun.or.jp/exhibition/17937/
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。
子どもたちの魂に触れる絵を届けようと、童画を描き続けた武井武雄(1894~1983)。その武井が童画、版画の創作と並行して取り組んだのが、真に芸術的な本の創造でした。詞文、画、印刷技法、素材の調和を追究した画文集「武井武雄刊本作品」を約半世紀にわたり139作品製作しました。これらは「親類」と呼ばれる限られた会員に製作実費のみで頒布され、現代に至るまで「本の宝石」「本の芸術作品」として愛書家垂涎の貴重本となっています。
当館では、2011年(平成23)に「親類」の一員だった平尾榮美氏が収集した「武井武雄刊本作品」全作品と、武井の著作や関連資料などおよそ1,800点をご遺族からご寄贈いただき「平尾榮美コレクション 武井武雄資料」として保存しています。本展は、武井の没後40年を機に、刊本作品に焦点をあて、本コレクションとイルフ童画館所蔵の原画などによって、ひたむきにその製作と向き合った武井の足跡とともに紹介するものです。
※同時開催=常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち 第3部 太宰治、三島由紀夫から現代まで」
【会期】
2023年6月3日(土)~7月23日(日)
休館日:月曜日(7月17日は開館)
【会場】
神奈川近代文学館第2展示室
【観覧料】
一般500円(350円)、65歳以上/20歳未満及び学生250円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料
*( )内は20名以上の団体料金