神戸大学大学院人文学研究科・文学部:芥川賞作家・李琴峰さん講演会(2023年3月22日(水)午後2時~、文学部B331教室)※学外参加は要申し込み

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/event/2023-02-28-01.html

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


言葉の枠をこえて
 ――日本語と中国語、文言文と現代語 芥川賞作家、李琴峰さんに聞く

台湾出身の日本語作家李琴峰さん。デビュ ー作『独り舞』で群像新人文学賞優秀作、『彼岸花が咲く島』で芥川賞、『ポラリスが降り注ぐ夜』で藝術選奨新人賞を受賞と目ざましい活躍をされています。

LGBT文学の旗手として論じられることが多い李さんですが、複数言語の使い手であることも注目されます。母語の中国語と第二言語の日本語を自由に操り、自著のほかに東山彰良『越境』(日➔中)、李屏瑶『向日性植物』(中 ➔ 日)といった翻訳も手掛けておられます。また、作中にはしばしば間テクストとして古典詩が現れるほか、李さん自身も漢詩の作り手であり、小説中にふと現れる古典詩もテクストの魅力となっています。

複数の言語、時代を越えた言葉での創作の可能性についてお話をいただき、漢詩人でもある早川太基さんと対話していただく機会を設けました。対面のみでのイベントです。ぜひお越しください(学外の方は事前申し込みをお願いします)。


日時:
3月22日(水)午後2時~
会場:
神戸大学文学部B331教室
聞き手:
早川太基
司会:
濱田麻矢