京都国立近代美術館:開館60周年記念「甲斐荘楠音の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性」(2023年2月11日(土)〜4月9日(日))

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionarchive/2022/452.html
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。


 大正から昭和にかけて京都で活躍した日本画家、甲斐荘(または甲斐庄)楠音(1894-1978)。国画創作協会で彼が発表した作品は美醜を併せ吞んだ人間の生を描いて注目を集めましたが、やがて映画界へ転身し、風俗考証等で活躍したこともあってその画業が充分には顧みられない時期が続いていました。1997年、当館で開催された「甲斐庄楠音展」は彼の画業について再評価を促したといえますが、その際、映画人としての側面については大きく取り上げることができませんでした。今回は、彼が手がけた時代劇衣裳が太秦で近年再発見されたことを受け、映画人・演劇人としての側面を含めた彼の全体像をご覧いただきます。

2023年2月11日(土)〜4月9日(日) 京都国立近代美術館

巡回
2023年7月1日(土)〜8月27日(日) 東京ステーションギャラリー


■記念講演会「甲斐荘楠音をとおして女装の時代を考える」

日時:
2023年2月23日(木・祝)14時~15時30分
講師:
井上章一(国際日本文化研究センター所長)
会場:
京都国立近代美術館1階ロビー
定員:
先着100名・事前申込制
参加費:
無料

■記念講演会「太秦時代劇における甲斐荘楠音の役割と功績」

日時:
2023年3月4日(土)14時~15時30分
講師:
山口記弘(東映株式会社・経営戦略部フェロー)
会場:
京都国立近代美術館1階講堂
定員:
先着80名・事前申込制
参加費:
無料