国文学研究資料館:こくぶんけんトーク「その話を、どんな本で読んでいますか?――「本」の時代の物語(2023年2月13日(月)15時00分~16時30分、国文学研究資料館2階大会議室)※要申し込み

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.nijl.ac.jp/activity/plat/post_78.html

--------------------

※詳細は上記サイトをご確認ください。


第2回 2023年2月13日(月)15時00分~16時30分
題 目 その話を、どんな本で読んでいますか?――「本」の時代の物語 

講師:多田 蔵人(当館准教授)
コーディネーター:松永 瑠成(当館特任助教)
会場:国文学研究資料館2階大会議室
定員:20名(要事前申込・抽選) 【参加無料】


【トーク要旨】

日本の近代は文学に大きな変化があっただけでなく、日本の「本」の形が激変した時代でもあります。文学作品のなかで、登場人物がどんな形の「本」を読んでいるか。実際の読者たちが「本」の形にどんなイメージを持っていたか。あるいは作家や出版者が、自分たちの「本」をどんな形で残そうとしたか。こうした「本」の実態や役割に注目してみることで、日本の「文学」の性質が、あらためて見えてくるのではないでしょうか。今回は、芥川龍之介や永井荷風、島尾敏雄といった作家たちの作品と「本」との関わりを取りあげてみたいと思います。