読者はがきより(2022.12.8)★練馬区立石神井公園ふるさと文化館編、小宮佐知子・内田 弘・小林 克著『思い出のとしまえん』(文学通信)

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小さいころからあたり前のようにあったとしまえんがなくなった時の残念な気もち、今も忘れられません。
貴誌p.186〜企画展も行き、懐かしくて うれしくて たのしくて 淋しくて胸がいっぱいになりました。このような一冊にまとめていただき、とてもありがたく感謝しています。平成2年「史上最低の遊園地」の広告(p.3)はサイコー!!おもしろすぎて、ふせんをつけて何度も見ています。

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はがきお寄せいただきありがとうございました。

本書の詳細はこちらです。
●2022年5月刊行
9784909658760.jpg

練馬区立石神井公園ふるさと文化館編、小宮佐知子・内田 弘・小林 克著
『思い出のとしまえん』
ISBN978-4-909658-76-0 C0076
B5判・並製・カバー装・196頁(フルカラー)
定価:本体1,900円(税別)

としまえん、94年の卒業アルバム!

大正15(1926)年に、現在の練馬区向山で開園した遊園地「としまえん」は、令和2(2020)年8月31日、多くの人々に惜しまれつつ94年の歴史に幕を閉じました。
としまえんは、世界初の流れるプールや、日本初の本格的ダークライド「アフリカ館」の開設、機械遺産となった世界最古級の回転木馬「カルーセルエルドラド」の移設、斬新な広告展開など、常に時代の最先端をいき、遊園地の楽しさを多くの人々に発信してきました。
本書はとしまえんのあゆみを、練馬区立石神井公園ふるさと文化館で開催された企画展「思い出のとしまえん」をベースに、ポスターや写真など、さまざまな資料からたどります。

掲載図版400点以上、一世を風靡したポスター40点以上掲載。としまえん最後の事業運営部長内田弘氏の講演会「乗り物から振り返る『としまえん』」も収録。この講演は遊園地などの娯楽産業に携わる人には必読の文章です。小宮佐知子氏による「遊園地の歴史にみる豊島園の開園」では、遊園地の成立事情やその実態をつぶさに描き出します。

としまえんを愛するすべての人に。遊園地とは何かということを考えたいすべての人に。