横浜市歴史博物館:企画展「活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」(2022年12月10日(土)~2023年2月26日(日))【連続講座「印刷と文字・活字のお話し」①2022年12月11日(日)、②12月17日(土)、③2023年1月22日(日)、④1月28日(土)、⑤2月11日(土) ※要申し込み】

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

展覧会・講座情報です。

●情報サイトはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000064384.html
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。


【会期】 令和4年12月10日(土)~令和5年2月26日(日)
【開館時間】 9時~17時(券売は16時30分まで)
【休館日】 月曜日(ただし1月9日は開館)、1月10日(火)、 12月28日(水)~1月4日(水)
【会場】 横浜市歴史博物館 企画展示室
【主催】(公財)横浜市ふるさと歴史財団
【共催】 横浜市教育委員会
【協力】 ミズノプリンティングミュージアム
【観覧料】 一般1,000円、高校・大学生700円、小・中学生・横浜市内在住65歳以上500円(企画展のみ)

【開催趣旨】
金属活字、写植書体やデジタルフォントなど、文字を同一の字形で繰り返し表現するものを「活字」といいます。1400年代半ば、ドイツ出身のグーテンベルクにより始められたといわれる活版印刷術と活字鋳造術は、1869年(明治2年)に上海から長崎に伝来し、その翌年には早くも横浜に伝わりました。活字と印刷術の伝来により、印刷される文字数と印刷部数は、格段に増加しました。そして活版印刷術の伝来以降、日本語の活字は、多くの職人や書体設計士の手により改良が加えられ、現在に至っています。
本展示では、漢字活字の誕生、活字と印刷術の日本への伝来、そしてその後の発展の歴史をたどります。デジタルフォントに囲まれた現在の文字文化の原点を探り、身近にある活字の世界を振り返る展示です。


【関連イベント】

◆連続講座 "印刷と文字・活字のお話し"
①12月11日(日)「木版印刷のゆくえ」講師:鈴木俊幸氏(中央大学文学部教授)
②12月17日(土)「日本の近代と活版印刷技術」講師:鈴木淳氏(東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授)
③1月22日(日)「明治初期平仮名活字への違和と順応」講師:岡田一祐氏(北海学園大学講師)
④1月28日(土)「書体を読む―活字文化とメディア表象」講師:正木香子氏(文筆家)
⑤2月11日(土)「ベントン彫刻機と日本の活字デザイン-三省堂の果たした役割」講師:雪朱里氏(著述業)
↓5回まとめてのお申し込みがお得です(各回ごとのお申し込みもできます)。
https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/koudou/see/event/eventlist/kikakuten_event/20221211_kouza_all/

◆特別講演会 "七つの仮名書体"
2月5日(日) 講師:鳥海修氏(書体設計士)
字游工房設立者の1人で、現在は文字塾塾長をつとめる鳥海修氏をお迎えし、鳥海氏が制作に関わった七つの明朝体用の仮名書体(文麗かな、蒼穹かな、垂水かな、勇壮かな、水面かな、古雅かな、朝靄かな)についてお話しいただきます。

◆ワークショップ "テキンで活版印刷"
2月12日(日)、2月18日(土)
手動式の印刷機で印刷体験ができます!