日本近代文学館 編/出口智之 責任編集『明治文学の彩り 口絵・挿絵の世界』(春陽堂書店)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

出口智之さまよりいただきました。

明治文学の.png

本のサイズ:A5判・並製・カバー装・フルカラー192頁
発行日:2022/7/28
ISBN:978-4-394-19030-1
価格:2,640 円(税込)

詳細はこちら。
https://www.shunyodo.co.jp/shopdetail/000000000806/

明治大正のイラストと小説の関係を探る
新聞、雑誌、書物に掲載された、口絵・挿絵は、どのように描かれ、印刷されていたのか。小説の内容とどのように関係するのか。
美麗な木版多色摺口絵の味わい方から、新聞や雑誌といった緊迫した制作現場での文章と絵とのぶつかりあいまで、フルカラーの150点を超える当時のイラストとともに紹介。
坪内逍遙、尾崎紅葉、樋口一葉、島崎藤村、泉鏡花といった文豪たちと、渡辺省亭、鏑木清方、黒田清輝、鰭崎英朋ら絵師によるコラボレーションが生んだ、明治文学の知られざる諸相を明らかにする。

目次 本文より
『明治文学の彩り口絵・挿絵の世界』刊行にあたって 中島国彦
絵とともにある明治文学 出口智之

第Ⅰ章 口絵・挿絵とは何か
第Ⅱ章 作家と出版社の挑戦
第Ⅲ章 謎の絵
第Ⅳ章 明治文学の華やぎ
第Ⅴ章 新聞挿絵の世界

口絵・挿絵という問題系 画文学に向けて 出口智之