読者はがきより(2022.7.28)★ 朝里 樹編著『玉藻前(たまものまえ)アンソロジー 殺之巻』(文学通信)

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スマホゲームなどが好きな男子学生が卒論のテーマに玉藻前を選んだため指導のために、学生と一緒に購入しました。古文は読めないけれど古典のキャラクターへの興味はあるという学生の入門書にぴったりです。学生とともに私も勉強して行きます。

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はがきお寄せいただきありがとうございました。

本書の詳細はこちらです。
●2021年7月刊行
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朝里 樹編著『玉藻前アンソロジー 殺之巻』(文学通信)
ISBN978-4-909658-59-3 C0095
A5判・並製・376頁
定価:本体1,900円(税別)

世界が始まり、悪狐が目覚める――。
人間離れした美貌を持ち、人を超えた才知をほこり、数千数万の軍隊を相手に戦うことができる強さを持つ、伝説上、最「恐」のヒロイン、玉藻前(たまものまえ)。しかし本邦には玉藻前を扱った作品が膨大に存在するにもかかわらず、広く読める現代語訳がありません。
本書は大の玉藻前好きであった著者が、「誰でも玉藻前に触れることができ、彼女の魅力を広めることができるならば」と、膨大な作品群を現代語訳で編んだアンソロジーです。