國學院大學創立140周年記念 企画展 「近代工芸の精華 ―有栖川宮家・高松宮家の名品と金子皓彦 寄木細工コレクション―」(2022年8月31日(水)~11月6日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2022_140th_anniversary.html

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※詳細は上記サイトをご確認ください。

國學院大學創立140周年記念 企画展
「近代工芸の精華―有栖川宮家・高松宮家の名品と金子皓彦 寄木細工コレクション―」
会期:令和4(2022)年8月31日(水)~11月6日(日)

 本学は創立以来の有栖川宮家との御縁から、有栖川宮家の祭祀を継承された高松宮宣仁親王妃喜久子殿下の御高配により、御襲蔵してこられた有栖川宮家ならびに高松宮家ゆかりの品々を拝領し、収蔵しています。この度、國學院大學創立140周年を記念して、両宮家伝来の品々に加え、半世紀にわたり国内外の寄木細工を収集してこられた世界的コレクターである金子皓彦氏(院友)のコレクションをご紹介いたします。
 1832年にシーボルトが収集した日本コレクションがオランダで公開されて以降、日本の美術工芸品はヨーロッパで徐々に関心が高まっていきました。維新後明治政府は、1873年に開催されるウイーン万国博覧会に「正良の品を蒐集・展示し、日本の国土の豊穰と人工の巧妙を海外に知らせる」として総力を結集し、結果、緻密で壮麗な工芸品はヨーロッパの人々の目を奪いジャポニズムのブームを引き起こしました。その中でも寄木細工の美しさは、日本の高度な木工装飾の技術を世にしらしめるものでした。
 本企画展では、近代において世界にインパクトを与えた 日本のきらびやかで精微な近代工芸の数々をご覧いただきます。