俳文学会東京研究例会第457回(2022年6月25日(土)14:30~17:00、江東区芭蕉記念館)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://haibuntokyo.cside.com/prg/inf7.cgi
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


●研究発表
木藤才蔵先生旧蔵連歌資料コレクションの紹介
 /浅井美峰氏・川上一氏・川﨑美穏氏・神作研一氏・時田紗緒里氏・深沢眞二氏・綿抜豊昭氏

【要 旨】
木藤才蔵先生(日本女子大学名誉教授、1915年~2014年)旧蔵の古典籍53点が、ご生前の覚え書きに基づき国文学研究資料館に寄贈された(2016年)。同館はこれを「連歌資料コレクション(木藤才蔵旧蔵)」の名のもとに保存し、すでに全点のデジタル画像を公開している。コレクションは連歌懐紙や連歌論書などの連歌資料を中心として、宗牧や紹巴の書状、暁台宛蕪村書状をも含む。2021年度には特定研究「国文学研究資料館所蔵木藤才蔵コレクションの基礎的研究」(研究代表者:綿抜豊昭)が立ち上げられて、このたび53点の書誌解題がまとめられた。今回は資料の一覧を掲げつつ、特定研究の各メンバーが、それぞれ担当した資料の内から特に注目される1点ないし2点を選んで報告をおこなう。