市立伊丹ミュージアム(柿衞文庫):第31回柿衞賞に金子はな氏!3ヵ年の表彰式&シンポジウム(2022年6月5日(日)午後1時30分~3時、市立伊丹ミュージアム1階講座室)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

イベント情報です。

●公式サイトはこちら


http://www.kakimori.jp/2022/04/31_1.php
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。


45歳未満の新進の俳文学研究者に贈る「柿衞賞」の第31回受賞者に 金子はな氏(愛知県在住)が選ばれました。

第31回柿衞賞選考委員会において、金子さんの『惟然・支考の「軽み」―芭蕉俳諧の受容と展開―』(武蔵野書院、2021年11月17日刊行)が満場一致で選ばれました。
本論文集は、現在まで積み上げられてきた大量の先行研究を整理し、芭蕉から惟然・支考へと「軽み」の系譜をたどる意欲的なご論文集です。
同委員会では、金子氏が「軽み」という蕉風俳論の中心概念に真っ向から取り組んでいる点、実作に即した論を立て丁寧に作品解釈を試みている点、数多くの資料にあたり伝記的事項を確認している点などが、高く評価されました。
なお、2022年6月5日(日)に予定している「柿衞忌」では、新型コロナウイルス感染拡大により昨年、一昨年と受賞式が延期になっていたことから、今年は3ヵ年の受賞者の表彰およびシンポジウムを開催します。若手研究者による俳文学研究の魅力や展望などをお聞きいただける機会となりますので、ぜひお気軽にご聴講ください。


日 時  2022年6月5日(日)午後1時30分~3時終了予定
場 所  市立伊丹ミュージアム1階 講座室(伊丹市宮ノ前2-5-20)
聴 講  無料

主な内容

黙祷-柿衞翁をしのぶ

第29回・第30回・第31回柿衞賞の発表ならびに表彰式

第29回・第30回・第31回柿衞賞受賞者によるシンポジウム「私と俳諧研究」

司  会:柿衞賞選考委員長 京都府立大学名誉教授 母利司朗 氏
ファシリテーター:柿衞賞選考委員 聖心女子大学教授 深沢了子 氏
パネラー:第29回柿衞賞 京都女子大学非常勤講師 服部温子 氏
第30回柿衞賞 熊本県立大学准教授 真島 望 氏
第31回柿衞賞 豊橋技術科学大学総合教育院助教 金子はな 氏