慶應義塾ミュージアム・コモンズ「書を極める」展シンポジウム「鑑定とは何か:江戸時代鑑定文化の再評価」(2022年5月14日(土)13:30〜16:15、三田キャンパス東館6F G-Lab)※要申し込み
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●公式サイトはこちら
https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20220414/
●「書を極める」展詳細はこちら
https://bungaku-report.com/blog/2022/03/-2022418624.html
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
喜んだり、がっかりしたり、鑑定結果を知るワクワクは今も昔も変わらないでしょう。
「書を極める:鑑定文化と古筆家の人々」展では、2021年に慶應義塾へ寄贈されたセンチュリー赤尾コレクションを中心に、筆跡鑑定を職務とした古筆家(こひつけ)の人々の活動と、鑑定文化を紹介しています。本シンポジウムでは、展覧会に連関しながら、古筆家に加えて、絵画の鑑定を主導した狩野派の活動にも視野を広げ、江戸時代の一つの文化事象として、鑑定を取り上げます。
鑑定は、古い書画の時代を見分け、作者を推定し、その格付けを行う行為です。鑑定家が、研究を重ね行った鑑定結果は、必ずしも真実でなくても、法則や理由があります。また、職務の中で蓄積された模本類は、今は現存しない作品の存在を教えてくれます。
鑑定を、一つ一つの結果だけではなく、それらが導き出された理由や過程を含めた、文化事象としてとらえることで、今まで見過ごされていた事実が見えてくるのではないでしょうか?
鑑定を切り口に、江戸時代の書画をめぐる活動への理解を深めるとともに、鑑定の研究から生まれる可能性や課題を探ります。
登壇者:
廣海伸彦(出光美術館主任学芸員)/「狩野家の絵画鑑識――極(きわめ)の世界に偽詐多く、疑ひの世界に真理多し」
中村健太郎(帝京大学短期大学人間文化学科講師)/「極札(きわめふだ)を極める」
佐々木孝浩(慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授)/「「でたらめだ」なんていわないで:筆跡鑑定というお仕事」
司会:松谷芙美(慶應義塾ミュージアム・コモンズ専任講師)
日付
2022年5月14日(土)13:30-16:15(13:00-開場)
場所
慶應義塾大学三田キャンパス東館 6F G-Lab
※「書を極める」展会場と異なりますのでご注意ください
対象
どなたでもご参加いただけます(先着順(定員になり次第締切)/事前予約制)
費用無料