サロメーヤ・ネリス著・木村文訳『へびの王妃エグレ Eglė žalčių karalienė』(へびのおうひえぐれ)(ふらんす堂)
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四六判ペーパーバックスタイル
132頁
2021/02/16刊行
ISBN:9784781414379
本体価格:2,200円+税
◆自らの正義に従った結果の不条理の物語
本書は、20世紀前半のリトアニア文学を代表する詩人サロメーヤ・ネリスが、リトアニアの民話を詩の形で語り直した作品です。原作の初版は1940年に出版されました。
「へびの王妃エグレ」は、リトアニアの民話のうち、最も人々になじみのある話のひとつといえるでしょう。様々な人がそれぞれの「エグレ」を語っていますが、本書であるサロメーヤ・ネリス版が最も有名かつ美しいと言われており、リトアニアの自然の美しさや夏至の風習の妖しさが描かれています。
(あとがきより)