九州大学附属図書館:第44回貴重文物講習会「武谷椋亭の足跡--武谷文庫からみる幕末福岡藩の医事」(令和4年1月26日(水)13:00~14:30、九州大学中央図書館4Fきゅうとコモンズ)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/45167
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


九州大学附属図書館では、本学が所蔵するコレクションを学内外の皆様にご活用いただくことを目的に、2011年3月を最後に休止していた貴重文物講習会を再開しました。貴重文物講習会は、主に附属図書館が所蔵する様々なコレクションについて、内容や価値、九大が所蔵するに至った経緯、活用事例等について、各コレクションに関わる学内外の講師にご講演いただく連続講座です。

第44回目の貴重文物講習会は、「武谷椋亭の足跡--武谷文庫からみる幕末福岡藩の医事」と題して、九州大学大学文書館の赤司友徳准教授にご講演いただきます。

九大の学祖の一人、武谷椋亭(名は祐之、1820~1894)の医師としての活動や彼が福岡藩の中でどのような医事に関わっていたのかについては、これまで史料が少なくよくわかっていませんでした。武谷家と九州大学附属図書館との寄託契約により、現在中央図書館で保管している武谷文庫は、父・元立(号は幽蕙、1785~1852)から義子・水城(名は豊、1852~1939)にわたる武谷家三代の記録や蒐集史料から構成されています。興味深いことに、この史料群から椋亭の事績やネットワーク、幕末福岡藩の医事にかかわる様々な問題が見えてきます。
今回の講演では、武谷文庫に遺された史料をもとに、武谷椋亭が幕末福岡藩の医事にどのようにかかわり、いかなるネットワークを持ち、近代化の過程でどういった役割を担ったのかを紹介します。

【演  題】 武谷椋亭の足跡--武谷文庫からみる幕末福岡藩の医事
【講 演 者】 赤司友徳 准教授 (九州大学大学文書館)
【日  時】 令和4年1月26日(水) 13:00~14:30
【会  場】九州大学中央図書館4Fきゅうとコモンズ
【実施方法】
  対面:参加定員25名
  オンライン同時配信(Webex)

 ※会場・オンラインとも事前の参加申込が必要です。