筑波大学:令和3年度人文社会科学研究群公開講座「危機の時代に立ち向かうグラフィックノベル」(2021年11月7日(日)・11月13日(土)・11月14日(日)13:00〜15:50、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.hass.tsukuba.ac.jp/education/community
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。


令和3年度人文社会科学研究群公開講座
「危機の時代に立ち向かうグラフィックノベル」のご案内

令和3年度人文社会科学研究群公開講座「危機の時代に立ち向かうグラフィックノベル」を以下のとおり実施します。
高校生以上であればどなたでも参加できますので、ご興味のある方は是非ご参加をご検討ください。

■講座内容
今回のテーマは「危機の時代」です。
グラフィックノベル(マンガ作品)の中には、性差別、環境問題、自然災害、疫病、格差など現代社会の諸問題を題材にした作品も多く、しばしば問題提起のきっかけとなってきました。今回の公開講座では、そうしたグラフィックノベルやマンガ作品を通して、現代社会の一面を読み解きます。
講師を務めるのは筑波大学の教員と現役の作家・編集者たちです。人文社会科学系のほか、国際局や芸術系、情報学など様々な観点からグラフィックノベル(マンガ作品)を語りつくします。また、座学で聞いて学ぶだけでなく、ミニワークショップで現場の視点を体験する時間もご用意しました(ワークショップではgoogleスプレッドシートを使った双方向授業を行います。もちろん聴講だけの参加も可能です)。皆様に講座でお会いできるのを楽しみにしています。

■開催日時(全3日)
2021年11月7日(日)13:00-15:50
2021年11月13日(土)13:00-15:50
2021年11月14日(日)13:00-15:50 
※一部の講義だけの受講も可能です。

■受講方法
Zoomによるオンライン講義形式で行います。高校生以上であればどなたでも参加できます。定員は80名で、参加費は無料です。
(インターネット環境は各自ご用意ください。)


■各回の講義内容

≪2021年11月7日 (日)≫
13:00-14:00
講師・青柳悦子(人文社会系・教授)
『アルジェリアの"国直し"と日本式マンガ創作』
14:10-15:10
講師・森尾貴広(国際局・教授)
『こんな時代だからこそぶっ飛んだ未来を考えてみよう』
15:20-15:50
講師・横井三歩(マンガ家)
『想像する力-1 実例とミニ・ワークショップ』
(体験型授業ですが、視聴のみの参加も可能です。)

≪2021年11月13日(土)≫
13:00-14:00
講師・平石典子(人文社会系・准教授)
『グラフィック・ナラティブとジェンダー』
14:10-15:10
講師・山本美希(マンガ作家・芸術系・准教授)
『危機のなかで何を描く?』
15:20-15:50
講師・横井三歩(マンガ家)
『想像する力-2 実例とミニ・ワークショップ』
(体験型授業ですが、視聴のみの参加も可能です。)

≪2021年11月14日 (日)≫
13:00-14:00
講師・江口真規(人文社会系・助教)
『アニマル・スタディーズの観点から読み解くマンガ』
14:10-15:10
講師・三原鉄也(情報学者・マンガ編集者)
ゲスト・木野陽(マンガ家)
『体験をマンガにする――実際と空想の間で』
15:20-15:50
『全体会――危機の時代に立ち向かうグラフィックノベル』
(青柳、江口、木野、平石、三原、山本、横井、吉原)

【主催】
筑波大学人文社会科学研究群、トランスボーダー・マンガ・リサーチ・グループ*、青柳悦子、江口真規、平石典子、森尾貴広、山本美希、吉原ゆかり

【協力】
木野陽、三原鉄也、横井三歩