名古屋市博物館:特別展「大雅と蕪村―文人画の大成者」(令和3年12月4日(土)~令和4年1月30日(日))
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●公式サイトはこちら
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji211204.html
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江戸時代の中頃に活躍した池大雅(いけのたいが、1723~1776)と与謝蕪村(よさぶそん、1716~1783)は、日本における文人画の大成者として知られます。その両者が競演したことで名高い国宝『十便十宜図(じゅうべんじゅうぎず)』(明和8年作、川端康成記念会蔵)は、かつて鳴海宿(なるみじゅく、現名古屋市緑区)の豪商・下郷学海(しもざとがっかい、1742~1790)が所蔵していました。本展覧会は、『十便十宜図』誕生から250年を記念して、大雅と蕪村、両者による文人画の名品を展示します。加えて、関連資料や尾張ゆかりの画家の作品をまじえながら、大雅・蕪村と当地の関係を探っていきます。
文人の理想を表現した文人画は中国に起源がありますが、彼らは中国絵画の思想や主題、技法や様式をどのように受容し、この日本においてどのように発展させたのでしょうか。『十便十宜図』の企画にならい、両者の個性を対比させながら、それぞれの魅力を紹介します。
会期
令和3年12月4日(土曜)~令和4年1月30日(日曜)
※会期中に展示替があります。展示替表を加えた出品リストは追って公開します。
休館日
毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)、第4火曜日、年末年始
開館時間
9時30分~17時(入場は16時30分まで)
会場
名古屋市博物館 1階 特別展示室・部門展示室
主催
名古屋市博物館 中日新聞社 日本経済新聞社 テレビ愛知
助成
公益財団法人 花王芸術・科学財団
協力
文化財活用センター
観覧料
一般:1,400円(1,200円) 高大生:900円(700円) 小中生:500円(300円)