かごしま近代文学館:特別企画展「かごしま装丁展~鹿児島出身の画家による装丁 鹿児島ゆかりの作家の装丁~」(2021年10月29日(金)~11月29日(月))【プレイベント講演会「夏目漱石と橋口五葉」石田忠彦 氏(鹿児島大学名誉教授)(10月16日(土)14時~、かごしま近代文学館 文学ホール)※要申し込み】

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.k-kb.or.jp/kinmeru/topics/5020/
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かごしま近代文学館特別企画展
「かごしま装丁展~鹿児島出身の画家による装丁 鹿児島ゆかりの作家の装丁~」


日本近代文学の金字塔、夏目漱石『吾輩は猫である』。天金(金箔押し)、アンカット(無裁断)という漱石のこだわりの詰まったこの本の装丁を手掛けたのは、鹿児島市出身の画家・橋口五葉でした。日本の装丁もまた、ここから始まりました。

明治以降、作家が本を世に送り出す時、必ず装丁と共にありました。自分の分身ともいうべき本、その装丁に一家言持つ作家も少なくありませんでした。多くの装丁は画家が手掛けましたが、時には素人ながら作家自ら装丁をすることもありました。

本展では、生誕140年と没後100年にあたる橋口五葉や、その他の鹿児島出身の画家による本の装丁と、小村雪岱装丁の里見弴『多情仏心』や竹久夢二装丁の吉井勇『祗園歌集』など、かごしま近代文学館で顕彰する鹿児島ゆかりの作家たちの本の装丁を中心にご紹介します。装丁という視点から、モノとしての本の美しさ、そして鹿児島ゆかりの文学を鑑賞していただければ幸いです。


会期 2021(令和3)年10月29日(金)~11月29日(月)
休館日 火曜日、11/23(火・祝)は開館、11/24(水)は休館
開館時間 9時30分~18時(入館は17時30分まで)
会場 かごしま近代文学館2階文学ホール
観覧料 大人600円(500円)、小・中学生300円(200円)
※(  )内は20名以上の団体料金
※常設展示もご覧になれます


【プレイベント 講演会「夏目漱石と橋口五葉」】

日時 2021(令和3)年10月16日(土) 14時~15時30分
場所 かごしま近代文学館 文学ホール
定員 40名(超えたら抽選)
講師 石田忠彦氏(本展監修者、鹿児島大学名誉教授)

※参加には、特別企画展観覧券(一般600円、小・中学生300円)が必要です。