第108回異類の会「日中における動物観の比較─お伽草子・『聊斎志異』を中心に―」(2021年4月25日(日)15時〜、Zoom)※初参加は要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://bit.ly/2PhgaJ6
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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


第108回 異類の会

日時:2021年4月25日(日)15時開始
場所:Zoom

タイトル:日中における動物観の比較
─お伽草子・『聊斎志異』を中心に―
発表者:穆雪梅氏

要旨
 近年、お伽草子の研究では、絵画史、民俗史、宗教史など多方面にわたって行われている。
 発表者は、これらの優れた研究を踏まえながら、お伽草子の「異類物」特に、その中の動物の登場する作品に着眼し、動物の擬人化・変身について、研究を行っている。
 本発表では、これまでの研究を基に、お伽草子のみならず、中国の怪異小説の白眉とされている『聊斎志異』も取りあげ、作品における動物の変身、異郷の描写などを比較する。
 両者の作品に登場する動物がどのように描かれているのか。それぞれの特徴・独自性及び、相違点がみられるのか。
 これらの疑問を明らかにした上で、これまでの日中文学の比較研究とは異なる視点から、お伽草子の時代における日中の動物観、異郷観を検討したい。

※参加歓迎。
 初めて参加希望の方は、「異類の会広報用」(TwitterID:@iruinokai)にDMを。