室生犀星記念館:企画展「犀星の肖像」(2020年11月14日(月)~2021年3月7日(日))
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●公式サイトはこちら
https://www.kanazawa-museum.jp/saisei/exhibition/index.html
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企画展「犀星の肖像」
展示期間:2020年11月14日(月)~2021年3月7日(日)まで
※12月29日(火)~1月3日(日)休館
顔といふものは一旦これを親から貰つたからには、 一生持つて廻らなければならないし、 これを修正補足するといふことは出来ない、 毎日これは他人から見られるし、 見せないで隠匿することも不可能である。・・・
「顔といふもの」(『硝子の女』昭和35年)
骨董、庭、美術、音楽、女ひと、ファッション、生活、食、自然・・・あらゆる方面に独特の美学と審美眼を持つ犀星にとって、自分の顔は暗い悩みの種でした。長年にわたり顔についての自虐的な描写を繰り返し、このコンプレックスが、幼少期からの人格形成にいかに影響したかを自己分析しています。
そんな犀星の「顔」への深刻な自虐ぶりをひもときながら、様々に描かれ、写された「顔」をご紹介します。