アルバイト日誌「コロナ終息後の世界をどう考えますか?」(2020.8.21、れい)

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 みなさんいかがお過ごしでしょうか。立秋を迎えたというのに、とにかく暑いですね。今年は梅雨が長かった分、なんだか季節が遅れてやってきている気がします。気分はまだ8月前半です。

 私は、先日やっと前期の課題が終了しました。昨年度までは全く予想していなかったオンライン授業。ずっと家にいなければならない苦痛と、慣れない授業形態に疲れる毎日でしたが、なんとかこなせたことに、まずは安心しています。例年よりも短い夏休みですが、少し体を休ませて、後期に向けて体調を整えたいと思っています。

 今日、今までのアルバイト日誌を読み返していて、すっかり忘れてしまった気持ちを思い出したり、新たな発見がありました。文章を書くということは、自分の考えや知識、話題が必要です。そしてそれらを得るためには、情報をインプットしなければなりません。このアルバイト日誌を含め、色々な場所で文章を書く機会をいただいた時に、今まではかなりたくさんのことが降ってわいてくる感触がしていました。しかし、今回のことで家に長くいるようになってから、自分の引き出しが枯渇しつつあるように思います。外に出れば、周辺の景色や人を見て無意識下に流行りを知り、考えが生まれるものですが、この状況では全て自分から情報を取りにいかなければならない。正直、私には限界だなと思います。感染のリスクを考えずに食事や映画、博物館に行きたいです。学校帰りにぼーっと書店に寄ったり、ウィンドウショッピングをしたり...最低限生きるためには無意味なのでしょうが、私はそういうところから、考えや想像力がわいてくるのだなと実感しました。

 前期、出席のための課題をたくさんこなして、正直アウトプットしすぎの生活をしてきたので、夏休みは工夫をしてインプットできる時間にしたいと思います。無事コロナウイルスが終息する時が来ても、便利さ故にオンラインが主流になってしまったら...人間の心の豊かさとか、時間のゆとりとかを忘れてしまいそうで怖いです。そんな時代、来てほしくないです。

 皆さんは、コロナ終息後の世界をどう考えますか?