朝宮運河「「怪談会」おうちで読もう! 恐怖の饗宴を味わう4冊」(好書好日、2020.05.30)にて、木場貴俊『怪異をつくる 日本近世怪異文化史』(文学通信)が紹介されました

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【幽霊や妖怪など、超自然的な存在を好んで描き続けた小説家・泉鏡花。『泉鏡花〈怪談会〉全集』(東雅夫編、春陽堂書店)は、そんな"おばけずき"の文豪が携わった明治・大正期の怪談イベントを、当時の単行本・雑誌記事を復刻することで再現した450ページの大著。往事の怪談ブームの盛りあがりを今日に伝え、鏡花と怪談の関わりをあらためて浮き彫りにするマニア感涙の好企画である。外出自粛が要請された今年のゴールデンウィーク、ページ上で和やかにくり広げられる怪談会の光景に、大いに心慰められたものだった。】
つづきはこちらから。
https://book.asahi.com/article/13412978

●2020.03月刊行
文学通信
木場貴俊『怪異をつくる 日本近世怪異文化史』(文学通信)
ISBN978-4-909658-22-7 C0020
A5判・並製・カバー装・400頁
定価:本体2,800円(税別)