アルバイト日誌「今私ができること」(2020.4.17、れい)

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 こんにちは、れいです。ただ今私は家でこのアルバイト日誌を書いています。

 緊急事態宣言発令から1週間が過ぎました。私は近くのスーパーに買い物に行くか、犬との散歩以外は全く外に出ていません。こんなに外出しないのは、高校生の夏休みぶりだと思います。大学生になってからは、長期休みでも大体予定があったり、友人と旅行に行ったりしていました。

 本来ならば、今頃大学に通い授業も開始されていたはずです。当然ある未来だったものが、今そうではなくなっていて、でも同じ時が流れていることが、非現実な気がしてしまいます。私はどこかで、今日と同じ「普通」はこれからもずっと続くのだと思っていました。でも、日常はすぐに壊れてしまうかもしれない。私たちが生きている世界は、思っている以上に不安定な上でバランスを保っているものだと知りました。世の中では、多くの人がそれぞれ我慢したり、苦しまなければならない状態で、いろんな批判や誹謗中傷も溢れています。色々と普段通りにならないことに憤ってしまうこともありますが、今できること、協力できることをするしかないと思っています。一人一人の力は小さくても、それが数万人数千万人となった時に大きな力になると思っています。

 大学では、オンラインによるガイダンスが行われていたり、自分の所属する委員会だったりもすべてメールやLINEを使用しての連絡になっています。「家にいる」ことが大切になる今、自宅にいながら繋がることができるのはとても便利です。けれどもやはり、直接会えば一言で済むことを文面にすると予想以上に時間がかかるというのも、事実です。対面することができれば、分からないことがあっても友人や先生にすぐ聞くことができますが、オンラインとなるとそうもいかない所があります。自分で情報をきちんと理解して適切に処理することが必要になるのだと感じました。また情報を自分で取りに行く力がより重要になるのだと思います。直接大学図書館に行かなければ調べられないこともありますが、ネットを使用したサービスを行っている所も多くあります。それらを自分で調べ、活用できるか...その差は大きいのだと思います。直接出向いて、ということができない今だからこそ、使えるサービスは全て使う!の勢いが大事なのだと実感しています。後ろ向きになりがちですが、どんな状況でも対応できる力を身につける...つもりで頑張りたいです。

 いつ普段通りに戻れるか分からない、先の見えない今、なんとか気を紛らわせつつ個々に楽しみを見つけながら過ごせたらなぁと思っています。皆さまもどうぞご自愛ください。