クィア・リーディング研究会 2019年度書評会「姫野カオルコ「彼女は頭が悪いから」を読む」◆ゲスト:姫野カオルコ(作家)(2019年7月10日(水)17:30~、立命館大学衣笠キャンパス 存心館 309 号室  ※事前申込不要・参加無料)

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研究会情報です。
●公式サイトはこちら
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姫野カオルコ「彼女は頭が悪いから」を読む

◆主催:JSPS 科研費・基盤研究(C)「クィア理論と日本文学ークィア・リーディングの可能性と実践」(研究課題番号:16K02614)
 共催:立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会

◆日時:2019年7月10日(水)17:30~19:30

◆場所:立命館大学衣笠キャンパス 存心館 309 号室
   ※事前申込不要・参加無料

◆企画趣旨
 2016 年に東京大学在学生がおこした性暴力事件を素材に、2018 年に文藝春秋から刊行された『彼女は頭が悪いから』は広く社会に衝撃を与えた。それは実際の事件に材をとった小説であったからだけではなく、そこに胚胎する欲望の生成過程とその行使をあますところなく暴露したからであっただろう。姫野氏が一貫して追求する、ジェンダーに代表される社会的規範への無自覚な服従が、いかに他者を抑圧しているかを探り、文学はどのようにその問題に肉薄できるかを、作者である姫野氏とともに考えたい。

◆ゲスト:姫野カオルコ(作家)

◆報告
 宮田絵里(立命館大学文学研究科)
 金昇渊(立命館大学文学研究科)
 栗山雄佑(立命館大学文学研究科)
 安藤陽平(立命館大学文学研究科)
 岩本知恵(立命館大学文学研究科)

◆ディスカッサント:泉谷瞬(大谷大学文学部)

◆司会:中川成美(立命館大学文学部)

◆問い合わせ
 立命館大学国際言語文化研究所