東京大学総合図書館が、「東大本」「東京大学本」とも言われる『源氏物語』をIIIFで公開。田村隆氏による解説もあり。
Tweet【総合図書館ではこの度、当館の貴重図書であり青洲文庫の一点である『源氏物語』(写本, 54冊)をデジタル化し、一般に公開しました。今回公開する『源氏物語』は源氏物語研究において必須の資料とも言える『源氏物語大成』や『源氏物語別本集成』にも紹介されているもので、「東京大学本」あるいは「東大本」とも言い習わされています。数多ある『源氏物語』の中で、東京大学の名前を付してよばれる貴重な図書ということもあり、「東京大学デジタルアーカイブズ構築事業」の一環として2018年度にデジタル化を行いました。
この公開にあたっては、本学大学院総合文化研究科の田村隆先生に多大なるご助言をいただきました。以前からこの資料の調査・研究を進められていた田村先生に、当該資料の概要、本文や巻名における特筆すべき点などをまとめていただきました。公開画像とあわせて是非ご一読ください。】
詳細は以下より。
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/news/20190603