表象文化論学会 第14回大会(2019年7月6日(土)/7月7日(日)、京都大学 吉田キャンパス)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.repre.org/conventions/14/

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日時:2019年7月6日(土)/7月7日(日)
場所:京都大学 吉田キャンパス

会費:6日は無料、7日は非会員のみ1,000円
事前予約不要

7月6日(土)

13:30-16:15 シンポジウム 場所:稲森ホール(芝蘭会館本館内2階)

アポカリプスの表象/表象のアポカリプス
吉本光宏(早稲田大学)
郷原佳以(東京大学)
桒山智成(京都大学)
中尾麻伊香(長崎大学)
司会:木下千花(京都大学)
コメンテーター:岡田温司(京都大学)

16:45-18:15 パフォーマンス 場所:稲森ホール(芝蘭会館本館内2階)

ARICA Presents
『終わるときがきた』
──ベケット『ロッカバイ』再訪──

演出 : 藤田康城(ARICA)
出演:安藤朋子(ARICA)
映像:越田乃梨子
テクスト協力:倉石信乃(ARICA・明治大学)
音響協力:福岡ユタカ(ARICA)

トーク
森山直人(京都造形芸術大学)、藤田康城、倉石信乃

19:00-21:00 学会賞授賞式および懇親会(会員および同伴者のみ) 
場所:レストラン・ラ・トゥール(京都大学時計台記念館内1階)


7月7日(日)

10:00-12:00 研究発表(午前) 場所:総合人間学部棟

パネル1 「現代映画」におけるメディウムの横断/混交──文学・演劇とのかかわりから(1B05)
・映画空間における発話──オーソン・ウェルズ『マクベス』における演劇のアダプテーション再考/三浦翔(批評/映画監督)
・ストローブ=ユイレ『アンティゴネー』における演劇性について/行田洋斗(京都大学/日本学術振興会)
・トリュフォーの創造行為にみる言葉と映像/原田麻衣(京都大学)
【コメンテーター】中村秀之(立教大学)
【司会】原田麻衣(京都大学)

パネル2 ベルリン、大都市のポリフォニー──群衆の夢/個の記憶(1102)
・ベルリン・オペレッタの変容──行進曲からレヴュー・オペレッタ、古典のパロディへ/小川佐和子(北海道大学)
・モティーフから音響へ──1920年代のドイツにおける「オリジナル作曲」の変遷/白井史人(名古屋外国語大学)
・「カワウソのもとがわたしの家だった」──ヴァルター・ベンヤミン『1900年ごろのベルリンの幼年時代』における、「住む」こと/田邉恵子(早稲田大学)
【コメンテーター】海老根剛(大阪市立大学)
【司会】香川檀(武蔵大学)

パネル3 芸術の教育:戦前・68年・21世紀(1B06)
・教育モデルとしてのラボラトリー──1930年代アメリカにおけるデザイン教育改革を事例として/印牧岳彦(東京大学)
・社会主義都市のシュルレアリスム──建築設計教育におけるアルド・ロッシの〈手法(プロセデ)〉/片桐悠自(東京理科大学)
・芸術論と教育論が出会うとき──ランシエールとその受容者とのあいだで/鈴木亘(東京大学)
【コメンテーター】鯖江秀樹(京都精華大学)
【司会】池野絢子(京都造形芸術大学)


12:00-12:30 総会(会員のみ) 場所:1102


13:30-15:30 研究発表(午後1) 場所:総合人間学部棟

パネル4  Capturing Affects in Contemporary Japanese Media: Gendering Death, Politicizing the Personal, and Caregiving the Aged(1B06)
・Dying Young: The Gendering of Mortality and Mourning in Kira Kira Seishun Eiga/Yutaka Kubo (Waseda University)
・Okinawan Dream Show: Toward an Affective Critique of Takamine Gō's Essay Films/Ma Ran (Nagoya University)
・Time Recurrence Through Opening Spaces of Sharing: Some Practical Functions of Art in Japan's Aging Society/Yoshinobu Tsunoo (University of Tokyo)
【コメンテーター】Mitsuyo Wada-Marciano (Kyoto University)
【司会】Yutaka Kubo (Waseda University)

パネル5 アガンベンをどう読むか──言語・スペクタクル・抵抗(1102)
・「言語活動の根拠」をめぐって──アガンベンとハイデガー/中村魁(京都大学)
・ジョルジョ・アガンベンにおけるスペクタクル概念の展開/長島皓平(慶應義塾大学)
・アガンベンと抵抗/高桑和巳(慶應義塾大学)
【コメンテーター】國分功一郎(東京工業大学)
【司会】高桑和巳(慶應義塾大学)

パネル6 Ut architectura poesis──建築の文法と修辞学(1B05)
・建築史の視覚的記述──その支持体と配置、そして解体/小澤京子(和洋女子大学)
・ダンテウム再読──話者のみえない『神曲』として/北川佳子(FLOT/S 建築設計事務所)
・皇帝の署名:バルセロナ・パヴィリオンの修辞学/後藤武(株式会社 後藤武建築設計事務所)
【コメンテーター】桑木野幸司(大阪大学)
【司会】戸田穣(金沢工業大学)


16:00-18:00 研究発表(午後2) 場所:総合人間学部棟

パネル7 映像と怪奇のゆくえ(1B05)
・中田秀夫の映像作品におけるナルシシズム/宮本法明(京都大学)
・『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』をめぐる日中比較的化け猫考/胡言(京都大学)
・ホラー映画の認知主義的分析──ジェームズ・ワン監督作品における恐怖の詩学/西川秀伸(立命館大学)
【コメンテーター】増田展大(立命館大学)
【司会】福田安佐子(国際ファッション専門職大学)

パネル8 〈演じる〉ことをめぐって──シェイクスピアとその演技の諸相(1B06)
・『トロイラスとクレシダ』における自己と演技性/園部燿(京都大学)
・演劇言語が演技にもたらす影響について──ミュージカル『キス・ミー・ケイト』を例に/康閔晳(京都大学)
・福田恆存とシェイクスピア──〈せりふ〉としての日本語を求めて/中谷森(京都大学)
【コメンテーター】小嶋ちひろ(名古屋外国語大学)
【司会】中谷森(京都大学)

パネル9 音の境界(1102)
・堀浩哉によるメディアを用いた1970年代の初期作品──演劇との関わりから/金子智太郎(東京藝術大学)
・オルタナティヴ・ミニマリズム──ジュリアス・イーストマンの音楽語法/高橋智子
・ネガティヴ・ミュージック──デーヴィッド・チュードアにおける沈黙の仮想性/極性/中井悠(京都市立芸術大学)
【コメンテーター】城一裕(九州大学)
【司会】金子智太郎(東京藝術大学)