国文学研究資料館 特設コーナー展示「言葉と絵が織りなす物語世界―新収の絵巻と絵本」(【前期】平成31年3月14日(木)~4月 9日(火) 【後期】平成31年4月11日(木)~4月27日(土))

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.nijl.ac.jp/event/tokusetsu/2019/03/2019naraehon.html

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※詳細は上記サイトへ。

【通常展示の一部のスペースを使って、当館所蔵の作品を展示いたします。】

会期:
【前期】平成31年3月14日(木)~4月 9日(火)
【後期】平成31年4月11日(木)~4月27日(土)
※前期、後期で展示する場面や巻が異なります。
休室日:日曜日・祝日、展示室整備日(3月31日(水)、4月10日(水))

【現代に生きる我々の周囲には、絵画や写真、そして動画などビジュアルなものが溢れています。本や雑誌にはイラストや写真が満載され、映像もテレビ・映画はもちろん、パソコンやスマホでも動画が楽しめる時代になりました。さらに、平面的な画像や映像だけではなく、立体的な3Dの世界が広がりつつあります。
 では、前近代の社会はどうだったでしょうか。想像してみてください。人々にとって絵画こそが唯一のビジュアル・コンテンツであり、挿絵の入った絵巻や絵本は、それこそ夢の世界が詰まった宝箱のような存在だったのです。人々は絵巻物を繰りながら、あるいは絵本の丁をめくりながら、物語と絵画の織りなす世界にワクワクしたことでしょう。
 今回の展示では、当館に近年収蔵された絵巻や絵本のいくつかを紹介します。いずれも江戸時代の前半に作られたものですが、その時代の人たちがそれを手にしたときの浮き立つ思いを感じながらご覧ください。】