北九州市立美術館 コレクション展III 浮世絵―色彩の変遷(2019年2月9日(土)~3月24日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.kmma.jp/honkan/collection/2018_collection_iii.html

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会場 北九州市立美術館本館 コレクション展示室
開館時間 9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日 毎週月曜日
※ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、
翌火曜日が休館
観覧料 一般  150(120)円
高大生 100(80)円
小中生  50(40)円
※( )内は20名以上の団体料金。なお障害者手帳、年長者施設利用証(北九州市交付のもの)を提示の方は無料。

【◆特集1: 浮世絵―色彩の変遷
木版の多色摺りである浮世絵は、色彩の華やかさから、さまざまな色を使って織り出した「錦」に例えて「錦絵」とも呼ばれます。しかし、浮世絵は最初から色彩豊かだったわけではありません。浮世絵版画の出発点となったのは、墨一色で摺られた「墨摺絵」でした。これは、小説の挿絵が独立し、一枚の作品に仕立てられたことから生まれた様式です。ここから、墨摺絵に筆で彩色を施した作品があらわれ、さらに紅や緑など2、3色の版で摺る「紅摺絵」へと発展し、明和2(1765)年、鈴木春信らによって多色摺りの「錦絵」の完成に至ります。天明から寛政年間(1781-1801)は錦絵の黄金期と呼ばれ、文政(1818-30)後期には「ベロ藍」という発色の良い輸入顔料が登場し、浮世絵の色彩表現はさらに豊かさを増していきます。
本特集では、墨摺絵や初期錦絵から、アニリンという化学染料を多用し「赤絵」と呼ばれた明治期の浮世絵までを紹介し、その色彩表現の変遷をたどります。
<出品作家>
鈴木春信、磯田湖龍斎、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重、月岡芳年ほか】