泉鏡花記念館 鏡花生誕145周年記念特別展「『日本橋』―鏡花、雪岱、千章館―」(平成30年5月25日(金)~平成30年9月9日(日) ※会期中無休)

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.kanazawa-museum.jp/kyoka/exhibit/index.html

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開催期間
平成30年5月25日(金)~平成30年9月9日(日) ※会期中無休

【近代文学装幀史において、特に〝鏡花本〟と称される泉鏡花(1873-1939)の初版本。なかでも大正3年9月刊行の鏡花の書き下ろし小説『日本橋』は、これが鏡花本装幀のデビューとなり、その後、意匠家として活躍した日本画家小村雪岱(1887-1940)、そしてその版元である千章館社主堀尾成章(1885-1944)の深まりゆく交流の上に誕生した記念碑的作品であり、今なお多くの愛書家の憧憬の的となっています。
 作品世界を体現するような装幀で鏡花愛読者を魅了した『日本橋』。鏡花の逗子滞在期にあたる明治41年6月に〝鏡花先生の小説を愛読する人々の集り〟として発会し、いつしか〝鏡花会〟と称された鏡花を囲む親睦会を拠点に繰り広げられた鏡花、雪岱、そして成章の交流を、このたびあらたに確認された『日本橋』の自筆原稿をはじめ、堀尾家旧蔵の新資料の数々を通してご紹介する展覧会です。】

主な展示

泉鏡花『日本橋』自筆原稿(堀尾成章遺族蔵)
小村雪岱画「鎖骨菩薩」(堀尾成章遺族蔵)※5.25-6.17限定展示
小村雪岱画「八代目」(堀尾成章遺族蔵)※6.18-7.16限定展示
小村雪岱画「理趣会」(堀尾成章遺族蔵)※7.17-8.16限定展示
小村雪岱画「陽炎」(堀尾成章遺族蔵)※8.17-9.9限定展示
竹久夢二著・自装『夜の露臺』帙原画(堀尾成章遺族蔵)
その他、堀尾成章関連書簡など約70点