俳文学会東京研究例会・ 440回(2018年4月21日(土)14:30~17:00、江東区芭蕉記念館)
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440回
2018年4月21日(土)14:30~17:00
江東区芭蕉記念館
●研究発表
書簡に残る蕪村句 / 谷地 快一 氏
【要 旨】
画人蕪村には、明和三年(1766)の京都で発句会を結成して以後、原本は不明ながら、その衆議の記録がペン書きで潁原文庫に残され、講談社版『蕪村全集』に反映されている。すなわち『夏より』(推定太祇筆)・『高徳院発句会』(推定百池筆)・『耳たむし』(百池筆)・『月並発句帖』(百池筆)などである。一方で、現存する四百数十点余りの蕪村書簡には、上記の句会記録に確認できない発句も少なからず存在する。本発表では、これらがどのような経緯で生まれ、晩年の自選句集でどのような扱いを受けたかを整理しつつ、蕪村の作風に及ぶ。
●輪 講
『続の原』発句の部・第14回 / 相澤 泰司 氏
【夏の部-13~17番】