早稲田大学図書館新収資料展―縁ありて早稲田に集いしものたち―(2018年3月23日(金)~4月26日(木)、早稲田大学総合学術情報センター2階展示室)
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●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/library/news/2018/02/23/4754/
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期間:2018年3月23日(金)~4月26日(木)
会場:早稲田大学総合学術情報センター2階展示室
時間:10:00~18:00
閉室:日曜日。ただし、3/26、4/1は開室(10:00~17:00)。
主催:早稲田大学図書館
*どなたでも自由にご覧いただけます。
【早稲田大学図書館は学園創設と同時に産声を上げ、爾来、営々と資料の収集・保存、閲覧公開に努めて参りました。歴代積み重ねられたその蔵書は、全学で合せて560万冊に迫り、中央図書館だけでも280万冊余を数え、広く研究・教育資料として利用に供されております。
これらの蔵書は、ひとり、図書館の力のみで構築されたものではありません。限られた予算のなかで、確かな資料を選択、購入する努力の蓄積ばかりではなく、多くの校友や篤志家の方々からの御支援あっての事と言えます。
図書館の歴史を繙くと、本学との関わりの有無を問わず、実に様々な方々の御厚意に支えられて来たことが分かります。現在、国宝に指定されている『礼記子本疏義 巻59』、『玉篇 巻9』といった逸品をはじめとし、錦絵、引札など、広告史関係資料に特徴を持つ「西垣文庫」等の個人コレクション、二葉亭四迷の書簡や草稿等の様に、分蔵されていた資料が、旧蔵者の御芳志により館蔵に帰したもの等、枚挙に暇がなく、こうした蔵書が、館蔵資料に広がりと生彩を与えていることは、疑う余地がありません。
幸いにして、今日、猶、連綿として、学内外の皆様からのご厚情を賜り、数多くの貴重な資料をお寄せいただき、図書館の蔵書は充実と一層の輝きを得ております。これ等の寄贈資料の中には、代々大切に守り伝えられてきたものも多く、ご寄贈に際し、終の棲家として図書館に託す思いが込められていると考えます。図書館はそうした思いに応えるべく、"縁ありて集いし"資料たちを後世に伝え、同時に、現在の研究者・学生の教育・研究に資料として、ご利用いただけるよう、管理運用を図って参ります。
この度、近年ご寄贈を賜った資料を中心に、新たに収蔵された資料の中から、その一部をご覧いただくことといたしました。いずれも過去の展覧会などでは公開したことのない貴重な資料ばかりです。どうぞごゆっくりご覧ください。】