歴博国際研究集会「東アジアにおける文字文化とジェンダー」(2018年2月21日(水) 10:30 ~ 16:45、国立歴史民俗博物館大会議室(管理棟1階)、要事前申込)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.rekihaku.ac.jp/research/inter/2018/meeting2018.html

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【開催趣旨

ジェンダー史研究は世界の学界の重要な潮流となっており、国立歴史民俗博物館においても平成28年度から共同研究「日本列島社会の歴史とジェンダー」を進めています。こうした流れを前提に本研究集会では、日本と韓国の文字文化の問題を比較史的に検討し、東アジアの文字文化の特質をジェンダーの視点から浮かび上がらせることを目的とします。

たとえば日本においては、漢字と仮名の関係をジェンダーの問題としてとらえることができますが、同様に韓国においても、漢字とハングルの関係をジェンダーの視点からとらえることが可能です。交流協定を締結している韓国国立ハングル博物館とともに本研究集会を主催し、文字文化とジェンダーの関係を、東アジアの中でとらえることをめざします。】

名称:東アジアにおける文字文化とジェンダー
   동아시아 문자문화와 젠더
   Culture of Writing and Gender Studies in East Asia
日時:2018年2月21日(水) 10:30 ~ 16:45
場所:国立歴史民俗博物館大会議室(管理棟1階)
   ※管理棟入口からご来館ください。
定員:50人程度(対象:研究者、学生可)先着順(要事前申込)
参加費:無料
使用言語:日本語(一部韓国語・遂次通訳あり)
主催:国立歴史民俗博物館
共催:韓国国立ハングル博物館
協力:歴博基盤共同研究「日本列島社会の歴史とジェンダー」
   JSPS科研費(15K02813)「東アジア諸王室における「后位」比較史研究に関する国際的研究基盤の形成」

10:30-10:45 開会・開催趣旨説明
10:45-11:45 館長挨拶・博物館活動紹介
       国立歴史民俗博物館/韓国国立ハングル博物館
11:45-13:00 休 憩
13:00-14:00 ユ ホソン(Riw, Ho sun)韓国国立ハングル博物館
       「朝鮮時代女性読者のためのハングル資料」
14:00-15:00 イ ヒョンジュ(Lee, Hyunju)韓国成均館大学校
       「韓国古代金石文と女性
        -『蔚州川前里書石』から見た新羅の王室女性-」
15:10-15:15 休 憩
15:15-16:00 三上 喜孝(MIKAMI Yoshitaka)国立歴史民俗博物館
       「古代日本の文字文化とジェンダー」
16:00-16:40 コメント 伴瀬 明美(BANSE Akemi)東京大学史料編纂所
       総合討論
16:40-16:45 閉会

司会:仁藤敦史(国立歴史民俗博物館)