科学研究費 基盤研究C 成果報告会「作家の文学形成と「地方同学コミュニティ」―井伏・高田と宮沢賢治の場合―」(2025年10月11日(土)13:00-17:00、学校法人 福山大学 社会連携推進センター9F)

研究会情報です。
科学研究費 基盤研究C 成果報告会
作家の文学形成と「地方同学コミュニティ」―井伏・高田と宮沢賢治の場合―
本研究は JSPS 科研費 JP20K00331の助成を受けたものです。
本報告会は一般財団法人「義倉」、公益財団法人「ツネイシ財団」の助成を受けたものです。
2025.10.11(土)13:00-17:00
学校法人 福山大学 社会連携推進センター9F
〒720-0061 広島県福山市丸之内1丁目2-40 [福山駅北口すぐ]
第1部
井伏鱒二文学を解き明かす―旧制中学同窓生との関係から―
『井伏鱒二昭和期の社会意識と福山中学・早稲田大学の仲間たち―高田類三・青木南八との関係から』
青木 美保 (福山大学名誉教授)
『文学史の"あわい"―1930年頃の井伏鱒二から』
平浩一(国士舘大学教授)
『父・井伏素老から受けたもの―井伏鱒二「田園記」の屈折―』
前田 貞昭(兵庫教育大学名誉教授)
第2部
同世代としての井伏鱒二と宮沢賢治―言語と美術の観点から―
(1)言語
『井伏鱒二の「在所もの」における方言使用 ―宮沢賢治作品の方言使用と対比して―』
大野 眞男(岩手大学名誉教授)
『井伏鱒二の書き言葉(書簡類)における規範と生活語』
田中 雅和(兵庫教育大学名誉教授)
(2)美術
『井伏鱒二の少年時代の水彩画について』
谷藤 史彦(前 下瀬美術館 副館長)
『宮沢賢治と同時代の岩手の美術活動について』
平澤広(萬鉄五郎記念美術館 館長)