第19回明星研究会シンポジウム:『明星』と美術~ 華麗にして心に響くカタチ(2025年12月20日(土)14時~16時30分、ワイム貸会議室お茶の水 Room B+オンライン)※要申し込み
研究会情報です。
●公式サイトはこちら
https://tinyurl.com/2s3fd5fh
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
●日時● 2025年12月20日(土)14時~16時30分 開場:13時30分
●場所● 以下の二通りです
申込フォームでご希望を選んでください
① ワイム貸会議室 お茶の水 Room B (定員80名)
千代田区神田駿河台2-1-20御茶ノ水安田ビル4階
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口 徒歩2分
② Zoom オンライン (定員100名)
●参加費● 一人2千円
●プログラム● 講演
「與謝野晶子 美しい本の世界へ」 森下明穂(与謝野晶子記念館・学芸員)
「美術実作者としての高村光太郎」 小山弘明(高村光太郎連翹忌運営委員会・代表)
「憧憬と戦略 ― 『明星』を彩った洋画家と晶子短歌」 松平盟子(歌人)
●協力・後援● 国際啄木学会 与謝野晶子倶楽部 落合直文顕彰会 日本現代詩歌文学館 劇団青年座
『明星』は、文芸と美術が共鳴しながら鮮度の高い情報を発信し続けた目覚ましい雑誌でした。
創刊時の明治33年4月こそタブロイド紙の体裁でしたが、同年9月から雑誌スタイルに移行し、41年11月に終刊するまで、文芸と美術が相互に響き合う斬新な美学としてそれは続いたのです。アールヌーヴォーの影響を受けた一條成美の初期の表紙は若者の心を捉えるのに十分でした。
しかし、何と言っても『明星』を画期的な文芸誌にしたのは、美術団体「白馬会」との密接なかかわりによるものです。「白馬会」は黒田清輝らを中心に結成されましたが、メンバーのうち藤島武二、和田英作らは『明星』の表紙を印象的に飾りました。また、与謝野晶子の有名な歌集『みだれ髪』『小扇』の装丁と表紙は藤島によるものです。同じく「白馬会」の中澤弘光は、詩歌集『恋衣』の表紙・挿画を手始めに、多くの晶子歌集や『新訳源氏物語』『新訳栄華物語』の表紙・挿画を彩ることになります。
忘れてならないのは、『明星』同人で、彫刻家・詩人の高村光太郎の存在です。
今回は、『明星』と美術との記念碑的なかかわりを多角的に探ってみたいと思います。






























































