【書評掲載】人文学の存在意義とは何か? 『ナラティヴの被害学』|SmartNews Plus(評・大村壮太氏(作家)、2025/10/30)
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https://plus.smartnews.com/article/4874637773849497168
【査読プロセスやリジェクトの経験を生々しく開示する行為は、単なる内輪話の暴露ではなく、その権力的な選別プロセスを読者の前に可視化する批評的実践に他ならない。論考本体がベトナム帰還兵の複雑な両義性を単純な物語に回収しようとする社会的ナラティヴの暴力を告発するとすれば、メタ・ノートは、研究者の思考の軌跡を規格化された論文形式へと押し込めようとするアカデミックなナラティヴの暴力を自己言及的に告発する。】
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阿部幸大『ナラティヴの被害学』(文学通信)
ISBN978-4-86766-071-3 C0098
四六判・上製・336頁
定価:本体2,200円(税別)





























































