平家語り連続演奏会第3回、第4回:ツキビワ平曲連続演奏会(2025年11月19日(水)・2026年1月14日(水)各日18:30~20:30、鶴めいホール(東京都千代田区))※要申し込み

イベント情報です。
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https://mamedlit.hatenablog.com/entry/2025/09/21/130714
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平家語り連続演奏会第3回、第4回の予約受付が始まりました。
2025年11月19日(水)18:30~20:30
「殿上闇討」「鱸」
2026年1月14日(水)18:30~20:30
「生食(いけづき)」「老馬」
どちらも演奏は大野美子さん、解説は清水由美子さんです。
会場は鶴めいホール(千代田区飯田橋2-5-4)、地下鉄東西線飯田橋と九段下を繋ぐ目白通りから1歩入った所です。仕事帰りに、放課後に立ち寄れる、交通便利な場所。但し小さなホールですので、お早めにお申し込み下さい。第1回、第2回は予約開始2週間でほぼ満席になりました。
11月19日は、序章(小秘事「祇園精舎」)を除けば物語の出だしです。伊勢平氏と呼ばれて地方勢力でしかなかった平氏が、中央政界に参入するに当たっては、朝廷貴族たち、既存勢力との摩擦がありました。武家と文官貴族たちの異文化バチバチを、平氏がどう乗り越えたか。また神々はその台頭をどう見守ったか。中近世の享受者たちと同じくらいの規模の空間で、じっくり聴く機会が得られます。
第1回では大野さんが2面の琵琶を使い分けて、「祇園精舎」冒頭と「落足」を語りました。第2回(完売)では抒情的な節物「月見」と勇壮な拾物「藤戸」を語ります。「月見」では替節(熟練した奏者に許されるバージョン)を試みる予定です。名月の下、一夜の共感をあたため合う文化人たちの物語と、闇夜に、己れの功名と使命を遂げるため民間人を殺す武士の物語ー光明と暗黒とが、琵琶を伴って語り分けられます。