根津美術館:在原業平生誕1200年記念特別展「伊勢物語--美術が映す王朝の恋とうた--」(2025年11月1日(土)〜12月7日(日))

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展覧会情報です。

●情報サイトはこちら
https://www.fashion-press.net/news/137916
https://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


平安時代前期に活躍した在原業平(825〜880)は、天皇の孫で、和歌に優れた貴公子です。『古今和歌集』などに収められる業平の和歌からは、恋多き生き方も浮かび上がってきます。そうした業平の和歌を中心とする短編物語集が『伊勢物語』です。『古今和歌集』が成立する延喜5年(905)より少し前から10世紀後半にかけて徐々に章段を増し、やがて125段からなる形が定着しました。 続く11世紀初頭に書かれた『源氏物語』の「絵合」巻には、絵の優劣を競う遊びのなかで伊勢物語絵巻が登場し、物語がすでに絵に描かれていたことをうかがわせます。以降、『伊勢物語』は、『源氏物語』と並び、日本の文化・芸術のあらゆる分野に多大な影響を与えることになります。 2025年は業平の生誕1200年にあたります。それを記念して『伊勢物語』が生み出した書、絵画、工芸を一堂に集める展覧会を開催します。『伊勢物語』の核心をなす和歌に焦点をあわせ、それを味わいながら、また『伊勢物語』の造形化における和歌の働きに注目しながら、ご覧いただきます。


2025年11月1日(土)〜12月7日(日) 会期中に一部展示替えあり

入館料:一般 1,500円

※オンライン日時指定予約制(10月21日(火)より美術館ホームページにて受付。招待はがきなどで入館料無料の場合も要予約)

※当日券:一般 1,600円
(予約優先。当日券での入館者は待つ場合あり。混雑状況によっては当日券を販売しない場合あり)