龍谷大学 龍谷ミュージアム:シリーズ展「仏教の思想と文化 -インドから日本へ- 特集展示:仏・菩薩の誓願(せいがん)と供養者の願い」(2025年1月9日(木)~ 2月16日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2024/series_15/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

シリーズ展「仏教の思想と文化 -インドから日本へ-
特集展示:仏・菩薩の誓願(せいがん)と供養者の願い」

仏教の総合博物館として活動する弊館では、「シリーズ展 仏教の思想と文化―インドから日本へ―」をコンセプト展示と位置づけております。本展では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介しています。

とくに「アジアの仏教」では、釈尊の生涯が表された仏伝浮彫や仏教文献を軸に、仏教の伝播の歴史や特徴的な思想を概観する展示構成とし、継続的な展示を実施しています。また、本学の図書館所蔵資料である大谷探検隊将来作品を展覧会毎の文脈にのせてご覧いただいております。

さらにシリーズ展では、毎回小さなテーマを選んで特集展示を設け、仏教をよく知らない方には"小さな発見"を、仏教をよく知る方には"仏教の温故知新"を愉しんでいただいております。

今回の特集展示では、「仏・菩薩の誓願と供養者の願い」をテーマとしました。仏教経典には、仏や菩薩は一切衆生を必ず救済しようと誓いを立て、さまざまな実践を行い、教えを説くとあります。一方在家者たちは、あらゆる願いを託して、仏・菩薩の像をあらわしたり、経典を書写したり、法会を開催したりとさまざまな供養を行いました。特集展示では、仏教美術を通して、だれもが心安らかに過ごすことを願った仏教徒たちのすがたをみていきます。

《第1部 アジアの仏教》
インドで仏教が誕生し、アジア全域に広まる
仏教誕生・・・釈尊(ガウタマ・ブッダ)の生涯とその教え
仏教の広がり・・・インドから中央アジア、東南アジア、東アジアへ
多様な仏教・・・出家修行者と在家信者が織りなす多様な仏教世界
《第2部 日本の仏教》
日本へ仏教が伝来し、日本社会に根付く
仏教伝来・・・仏教伝来にかかわる史実と伝承
国家と仏教・・・国家政策としての仏教導入と貴族社会への浸透
仏教文化の円熟と日本的展開・・・日本国内での仏教の歩みの上に新たに醸成され、幅広い階層に受け入れられていった仏教の諸相

会期・開館時間
会期
2025年1月9日(木)~ 2月16日(日)
休館日:月曜日(ただし、1月13日は開館)、1月14日(火)

開館時間
10:00 ~ 17:00
※最終入館受付は16:30まで