国際日本文化研究センター:「お話と演奏 耳で感じるジャポニスム」(2022年10月8日(土)14:00〜16:00、京都市立京都堀川音楽高等学校 音楽ホール)※要申し込み
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●公式サイトはこちら
https://www.nichibun.ac.jp/ja/events/other_events/2022/10/08/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
19世紀初頭から西洋各国では、日本を題材にした小品が一枚刷りの大衆音楽楽譜(いわゆるシートミュージックsheet music)や楽曲集として出版され、それらの作品は多くの人びとに愛好されました。日本情報が今より格段に少ない開国期前後、日本は西洋でどのようにイメージされ、音楽で描かれたのか――お話と演奏を通じてその魅力をご紹介します。
浮世絵や工芸品などの日本の美術品が西洋美術界に大きな影響を与えた近代、音楽家も「日本」にインスパイアされて様々な楽曲を生み出しました。特に19世紀から20世紀はじめにかけては、カフェや演芸場などコンサート音楽の外でも「日本」をイメージした多くの作品が誕生し、演奏されました。本企画では、時空を超えて、当時の声楽やピアノ、さらにヴァイオリンやギターの作品15曲あまりの演奏をお聴きいただきます。加えて、各曲が生まれた背景や聴きどころを7つのテーマに沿って楽譜や挿画などを読み解きながら解説します。
[演奏]
佐々木真衣(京都市立芸術大学音楽研究科声楽専攻修士課程2回生)
髙橋花音(京都市立芸術大学音楽研究科声楽専攻修士課程2回生)
成瀬はつみ(京都市立芸術大学音楽研究科日本音楽研究専攻修士課程2回生)
山田周 (ヴァイオリニスト、音楽家)
齋藤桂(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター講師)
[解説]
光平有希(国際日本文化研究センター特任助教[2022.10.1より同センター共同研究員(予定)]、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター特別研究員)
細川周平(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター所長、国際日本文化研究センター名誉教授)
[演奏曲]
R. ディットリヒ編曲〈落梅〉(1894年)
T. ボヌール作曲〈日本の桜舞〉(1894年頃)
G. プッチーニ作曲/L. イッリカ作詞〈ある晴れた日に〉(オペラ《蝶々夫人》より)(1905年)
H. V. ミリガン作曲/L. ハーン英詞《影:ラフカディオ・ハーンによる日本の5つの詩歌》(1918年)
W. スミス作曲/K. E. アワイ編曲〈古き日本にて〉(1919年)
C. デルヴァンクール作曲/P. L. クーシュー仏詞《露の世:日本の14の古い歌》(1927年)
ほか
開催日 2022年10月08日
場所 京都市立京都堀川音楽高等学校 音楽ホール(京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1)
開場時間 13:30
開催時間 14:00
終了時間 16:00
受講料 無料
定員 150名
主催 京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター、国際日本文化研究センター