早稲田大学演劇博物館「岡本綺堂旧蔵資料に関する基礎的研究」主催公開研究会:岡本綺堂の日常生活―「岡本綺堂日記」昭和6・7年公開記念シンポジウム―(2025年8月23日(土)13:30〜17:00、本部キャンパス3号館401教室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://prj-kyodo-enpaku.w.waseda.jp/activity/2025_0823.html

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※詳細は上記サイトをご確認ください。

◆日時:2025年8月23日(土)13:30-17:00(13:00開場)
◆会場:早稲田大学本部キャンパス 3号館401教室
◆入場無料・要事前申し込み
◆参加方法:対面・オンライン
※対面参加の場合は事前登録不要


タイムスケジュール(予定)

13:30-15:10 研究報告:原辰吉、赤井紀美、松田祥平、鈴木優作
休憩20分
15:30-17:00 鼎談:東雅夫、横山泰子、小松史生子


 早稲田大学演劇博物館には、2022年に生誕150年を迎え、演劇と文学という両領域において大きな足跡を残した岡本綺堂(1872-1939)自筆の日記が所蔵されています。日記は関東大震災直後の1923(大正12)年7月から綺堂が没する直前の1938(昭和13)年12月まで残されており、このうち1931(昭和6)年以降の日記が未発表・未翻刻です。これらは作家岡本綺堂の後半生を知るうえでの第一級資料であり、綺堂を考えるにあたって欠くことのできないものです。 このたび、1931(昭和6)年・1932(昭和7)年分を翻刻・公開することとなりました。この公開を記念して、日記から拓く新たな岡本綺堂研究の地平を示すシンポジウムを開催いたします。 文学と演劇それぞれの領域からの報告に加え、『岡本綺堂 怪談文芸名作集』『江戸の残映 綺堂怪奇随筆選』の編者であり、怪奇幻想小説家としての綺堂の新たな魅力を発信してきたアンソロジスト・編集者の東雅夫氏、日本の怪談文化研究の第一人者である横山泰子氏、江戸川乱歩をはじめとする探偵小説研究を牽引する小松史生子氏のお三方による鼎談を行います。 岡本綺堂をはじめ、近代文学・演劇・怪異怪談文化など様々な領域に関心のある方のご参加をお待ちしております。


登壇者
東雅夫(文芸評論家、アンソロジスト)、横山泰子(法政大学理工学部創生科学科教授)、
小松史生子(早稲田大学文学学術院教授)、赤井紀美(東北大学文学研究科准教授)、
鈴木優作(鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター特任助教)、
原辰吉(世田谷文学館学芸員)、松田祥平(大谷大学文学部任期制助教)


主催:早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点 令和7年度 公募研究
    「岡本綺堂旧蔵資料に関する基礎的研究」(代表:横山泰子)
協力:怪異怪談研究会